あなたは「痩せたらきっと幸せになる」とダイエットしたことはありますか?
最近、そんな方とお話することがありました。一緒にいると、全てが痩せる痩せないでジャッジされ、行動の基準はカロリー消費するか否かが重視されていました。その一方で、食べることが大好きで「これが終わったらあれ食べよ。これ食べよ」とワクワクしながら話します。私の中では、カロリーを消費したいのかその逆なのか混乱するほどでした。聞いてみたところ、まず痩せるので(あくまでも計画)、その後のカロリー摂取は別なのだそうです。
また、いろいろな話しの中で、長期に渡りさまざまなことに悩まされていることをお話くださいました。そのどれもが、私たちが生きていれば誰しもぶつかるような事柄です。例えば、パートナーシップ、親子関係、家が片付かない、食べるのが止まらない、等々、挙げれば切りがありません。もちろん、楽しみやこれからの夢もたくさんお話しくださいました。そして、なぜか「痩せてから」課題に取り組みたいとおっしゃられました。
肥満の課題をお持ちの多くの方が、自分が太っていることがさまざまな問題を作っていると判断されているようですが、これは違います。課題や問題に取り組みたくないために行う逃避行動が過食で、結果として肥満があると私は考えています。(服薬や病気によるものは除く)
私には、さまざまな課題と食べ過ぎてしまうことは関連しており、この方のケースでも、減量と課題の両方について、無理なく取り組むのがいいのではないかと思えました。
いろいろなことが辛かったりしんどくて、食べて発散というのは今の豊かな世の中だからできることなのですが、行き過ぎると、そのことが引き起こす身体やこころの負担が更なる悩みになりそうです。
もし、食べ過ぎや体重増加から抜け出したいのに難しい方がいらっしゃれば私と話してみませんか?ジムやファスティングなどの力を借りれば、減量は叶いますが、私はリバウンドしないための支えになることができます。痩せたから幸せになるのではなく、あなたが悩みと付き合う力をつけて悩みから解放されるのです。私と話すことで、スリムをキープし、なおかつ悩みともさよならしましょう。