これは、ある女の子を見ていて浮かんできた言葉です。
初めてお会いした時には、「家から出るのが怖い」「人と何を話していいかわからない」「どうしてこうなったかわからない」と小さくて消え入りそうな声でやっとお話くださいました。
何度かお会いするうちに、味方になってくれる人との出会いを笑顔で報告してくれました。私たちは、どんな風に人と関わっていくかの作戦会議をしたものです。
その方は、とても繊細でいろいろなことが気になり、他者とのやりとりのスピードについて行けないと考えていました。しかし、時間の経過と共に慣れた環境では自分をさらけ出すことができるようになっていきました。特に、推しや得意なことについての会話であれば、かなりのスピードで少し大きな声も出るようになっていきました。まだ、いろいろな課題はあるものの、トライ&エラーを繰り返し成長している途中です。
私は、居場所の存在がこの方にいろいろな体験をしてみようという勇気をもたらし、分かち合える安心感がまたやってみようという前向きな気持ちを芽生えさせたのだと思っています。そして、これからも支えてくれるのではないかと感じています。
実は私自身、居場所はあったのにそれに気づけていなかったという経験があります。当時は、本当に寂しくてつらかったです。今にして思えば、幼くて周りが見えていなかったのかもしれません。しかし、いろいろな出会いの中で刺激を受け、今ここにある居場所の存在に気づけるようになりました。
もしあなたが、居場所を感じられない、ひとりぼっちな気がする、誰も自分のことを理解してくれる人はいない、と感じておられるなら、私とお話してみませんか?
あなたが「自分はここにいていいんだ」と思える場所を作ってお待ちしております。