「感謝しなさい」 小さな頃、親や先生にそう言われたことはありませんか?
でも、あなたが本当に心から感謝できたと感じたことは、どれくらいあるでしょうか。
もしかすると、「ありがとう」を言わなきゃと思うたびに、 心の奥ではどこかモヤモヤしていたかもしれません。
たとえば―― 「我慢してるのに、ありがとうって言わなきゃいけないの?」 「本当は寂しかったのに、助けてくれなかったじゃない」 そんな気持ちを心の奥底に抱えていたら、 感謝の言葉は、時に自分を裏切るもののように感じられることさえあります。
セラピーでは、そんな言葉をお聞きすることも少なくありません。
心からの「ありがとう」は、心の安全から生まれる
感謝とは、無理にするものではなく、 自然とあふれる“こころのあたたかさ”の表れです。
だからこそ、 「感謝できない私」には、 「それだけ、守ってきたものがある」という背景があるのです。
セラピーの現場では、感謝を“解凍”していくようなプロセスが起きることがあります。
凍っていた心が、ほんの少しずつ溶けていくと、 かつて憎んでいた相手に対してさえ、 「そうせざるを得なかったんだね」と感じられる瞬間がくることも。
それは、自分が自分にとって“安全な存在”になった証。
感謝は、自己価値の回復とともに育っていく
また、「感謝」は、自分が受け取っていい存在だと感じられてはじめて、 自然と湧いてくる感情です。
だから、 「ありがとう」が言えない自分を責めるよりも、 「私は、何を受け取りたかったんだろう?」 「私は、どんなふうに扱われたかったんだろう?」 と、自分の奥にある願いに目を向けてみてください。
そのプロセスこそが、 本当に心からの「ありがとう」へとつながる“癒しの道”になります。
あなたの中に、感謝の光は必ずあります。
それがまだ見えないときは、 「私は、これまで自分を守ってきたんだ」と、 ただそっと認めてあげてくださいね。
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