女性のための性とセックスにまつわるセラピー

誰にも聞けない誰かと話したい。そんな性とセックスの悩みを私と話ましょう。きっとこころが軽くなりますよ。秘密は守ります。h&n・セラピールーム

追われる女・追う女 

  恋愛には信頼が大切と言われます。これは、お互いが「相手が自分のことを好きでいてくれていることを信じる」ことが不可欠ということです。言い換えれば、自分自身を信じることが不可欠なのです。

 

  多くの女性が男性に比べて、好きな相手に自分の感情をうまく伝えることができます。そして相手に対しても、同じくらい、そして分かりやすく「好きだ」ということが伝わってくる言動を望んでいます。さらに、そういったことが伝わってこないと、不安や寂しさに陥りがちです。ですが、男性にとって恋愛の世界はあまりにも未知で、分からないことだらけなのです。また、男性は感情に触れることやそれを表現することにたけていないので、恋愛自体に苦手意識をもつ方も少なくありません。女性側から見ると、男性の愛し方というのは理解しにくいことが多く、それゆえ不安感をもってしまうようです。

 

 男性は、つき合うまで~つきあい始めに、ものすごく追いかけてくる人が多いです。それは、相手のことが分からないから。知りたい、分かりたい、自分に興味を持って振り向いてほしいからです。でも、女性はまだ気持ちが温まっていませんから、興味がなく消極的だったりします。なので、彼らは本当に必死です。そして、実は女性を追いかけることが楽しくて仕方ない状態です。この男性の追いかける状況は、初めの数か月で一旦落ち着きます。理由はそれぞれですが、一度本来の自分のペースに戻ることはよくあることです。そして、時間が経てば再び追いかけることがあるのですが、その前に女性側が追いかける状況になっていると、自分が追う必要がなく、がんばることをしなくなります。

 

  また、女性は、不安な時に彼を試したくなるものですが、男性はそのままに受け取るので、女性の思うような返事が返ってくることはほぼありません。

 

①「他の人に告られた」。

②「あなたのこと好きか分からなくなってきた」。

③「別れた方がいいのかな」。

 

こんな爆弾を投げてしまったことありませんか?実は、全部NGです。

 

❶「じゃあ。そいつとつきあえよ」と不機嫌になる。

❷「なら一緒にいても仕方ない」と判断されてしまう。

❸「きみがそう思うならそうしよう」という具合に受け取ります。

 

男性側からするとうまくいってると思っていたので寝耳に水です。また、勘のいい男性は「俺のこと試してる?」とこころの中で思っています。女性としては、不安を払拭したいだけなんですが、「俺って信用されてないんだな」となるわけです。

では、この不安とはどうつきあっていけばいいのでしょうか?

それは、なるべく自分のことをすることです。自分の世界を充実させる。これに限ります。勉強でも、仕事でも、趣味でも、友達関係でも。この世にある、彼以外のことで自分を喜ばせることが一番です。中でも、体を動かしたり表現したりすることはおススメです。運動でも掃除でも、カラオケでもダンスでも。お料理でも、美容でも、読書でも、ゲームでも、なんでもいいです。あなたが楽しめて充実することであれば。

もし、いやな気持が続いたら、自己受容です。「不安なんだね」「彼が離れていきそうって思ってるの?」「彼に忘れられるのが怖いのね」などと、自分に声をかけてあげてください。そうして、時間をやり過ごすうちに、彼から連絡が来たり、会えることになったりチャンスが巡ってきます。会えたら、思いっきり楽しみましょう。そんなあなたに彼は、また惹かれることでしょう。

彼が最初の頃必死に追いかけてきた事実がある場合、間違いなく彼はあなたが好きです。男性は、ただの暇つぶしで全力投球しないから。自分にどれだけ笑いかけてくれるか、自分がしたことをどれだけ喜んでくれるか、自分を信頼してくれるか、認めてくれるか、男性はここに重きをおきます。最初にもお伝えした通り、恋愛をうまくいかせるためには、自分自身を信じることが不可欠なのです。

 「自分の時間を充実させて自己受容もしてるけど、すぐに気持ちが不安にもっていかれそうになります」というあなた、一度私とお話してみませんか。あなたが、幸せな恋愛の主人公になるお手伝いをさせてください。さあ、あなたも追われる女になりましょう。

あなたの女性性にふれるとき

多くの女性が、次の3つが上手くいくことを願っていると言われています。

◎対人関係(家族・パートナー・恋愛)

自己実現(豊かさ・仕事・才能)

◎内面の充実(自己肯定感・安心感・幸福感)

 

これらがうまくいくかどうかは、あなたがご自身の女性性をどう生きるかと深くかかわっています。女性性とは、いわゆる「女性らしさ」のことです。

女性性の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

○育てる・はぐくむ・包む・受け入れる・温かい・子供好き・世話好き・上品・控え目・献身的・愛嬌がある・やわらかい・気が利く・セクシーな・おしゃべりな・感情的・精神的・優しい・たおやか など

 

一方で、男性性の特徴はこのようなものがあります。

○決断する・進める・切る・実行する・与える・厳しさ・行動的な・愛想がない・かたい・気が回らない・かまわない・無口な・合理的・物質的・強い・たくましい など

 

女性性と男性性では、ずいぶん違いますね。もしあなたが、男性性の特徴がたくさん当てはまっていても心配いりません。実は、女性の中にも男性の中にも、女性性・男性性の両方があります。例えば、キャリアウーマンの方は男性性の要素がたくさんあるでしょうし、ファッションやアート関係に近い男性の中には女性性をよりたくさんお持ちの方もいらっしゃいます。

 

女性性を活かせてないと起こってくる問題や課題の一部です。

・パートナーとうまくいかない

・好きな人に好きになってもらえない

・家族のいざこざが起きる

・人生の苦労が多い

・こころが落ち着かない

・不安で仕方ない

・罪悪感がある

・自分のことが好きになれない

・幸せを感じられない

・自分自身とコンタクトがとれない

・自分に優しくできない

・自分の気持ちが分からない

・何がしたいのか分からない

・他人に優しくできない

・自分も相手も愛せない

 

あなたもいくつか当てはまったかもしれません。ちなみに、以前の私はこちらを網羅していました。改めて振り返ると、とても生きにくい人生だったと思います。

 

なぜこのようなことが起こるのか、これから女性性の得意分野をみていきましょう。

女性性は、「感じる・受け取る・委ねる・サポートする・共感する・願う」といったことが得意です。つまり、女性性が眠った状態というのは、これらが発揮されていないということです。パートナーや好きな人との中でどんな影響が起こってくるのかを、簡単な図にしました。

 

与えたい男性 →→→受け取り下手な女性 → 与えなくなる男性(負のスパイラル)

        ↘       

           受け取り上手な女性 ⇔ もっと与えたくなる男性(好循環)

 

 

男性性の得意分野は、「考える・与える・解決する・リーダーシップをとる・競う・叶える」といったことです。実は、図のようなことは、男性との間だけでなく、家族や職場の人、そして自分自身との間でも起こってきます。この図の流れが滞りなくスムーズにいくと、生きていくのがとても楽になります。

ここまで読んでくださったあなたは「言ってることは分かるけど、実際にどうしていけばいいか分からない」という気持ちになっていませんか。一人では難しい作業もあります。どうぞ、私に相談してください。詳しくは、セラピーを進める中で取り組んでいきましょう。こちらが気になるあなたには、プログラムへの参加がおススメです。

「私はどんな風になりたいのだろう?」そんなことを思いながら、ウキウキとした気持ちで歩みを進めていきましょう。あなたのお話を聴かせていただくことを楽しみにしています。

 

うちの子「好きなこと以外がんばれないんですが、将来やっていけますか?」と聞かれました

最近、クライエント様からよく聞かれる質問です。いつも、正直に「残念ながら、分かりません」とお答えしています。

子どもの将来が心配というのは、万国共通親御さんの思いであるでしょう。しかし、どんな大人になるかは、実際にその子が大人になってみないと分かりませんし、大人になってからだって人は変化し成長するものです。ただ、そんなことを聞いたからと言って心配がなくなるわけではないですね。

私は、こういった質問を受けた時に「そのことに気づいた時から何をしてきたか」ということを尋ねるようにしています。工夫は様々で「できるだけいろいろなことを経験させるようにしている」「好きなことを中心に、できるようになったことに注目するようにしている」「ひとりで抱え込まないようにしている」といったことが多く聞かれます。また、ヒントを得るとうちの子仕様にカスタマイズしてうまくかじ取りをしていかれる方も少なくありません。

状況に合わせてうまくやっていかれる方たちの多くに共通するのは、①一人で抱え込まず他者の力を借りる、②現状を見極める、③変わっていくことを受け入れる、といったことが挙がられます。

一方で、別のクライエント様からは「何をやってもうまくいかない」「やればいいことは知っているがそれをするだけの余裕がない」「途方に暮れている」という言葉も聞かれます。そして、自分を力不足と決めて責めたり無力感に陥ってしまう方も多いです。自分の思いと現状が違い過ぎると、本当に気持ちが滅入ってしまいますが、そんな時こそ「何が起こっているのか」を見つめる目が必要になってきます。何が必要なのか見ていく中で「ただ親に認めて欲しいだけ」だったんだなということが発覚するお子様も少なくありません。親に認められ責められることが減るだけで、落ち着き意欲が出ることが実際に起きています。全てがそれで解決するわけではないですし、やっぱり私が認めてあげてないからだと自責しないでくださいね。なにごともケースバイケースです。

さて、好きなことだけしていたい子と映りがちなのですが、どの子にも、根底には認めて欲しい気持ちが必ずあります。これは大人も同じです。特に、こどものもつ素晴らしさが、学校で用いられるスケール(成績・偏差値などの評価)で測りにくいものだとすると、どうでしょうか。そして、それを認めてくれる大人がいないとしたら。子どもの中には評価されない苦しさが生じてきます。また、「自分を認めてあげる力」が子ども自身に育っていないと、自分の中の素晴らしい素質を受け入れ、それを自信とすることは難しいでしょう。

大人になってからでも、いろいろな人との関りや経験の中で自分を認める力を育むことは可能です。しかし、もしお子様がまだ子どもであるならば、まずは一番身近な親が子どもの良さを認め、受け入れてあげることをやってみてあげてください。受け入れる=なんでも思いを通すことではありません。子どもなりに意見や思いを表明する機会を与える。それを聞いたうえで、ダメなことはダメと伝える。大人の都合で約束を破らない。いいと思うことは言葉にして「いいね」と伝える。そうでないことは「こうして方がいいね」と手本を見せたり助言してやり「何がダメなのか」はっきりと伝えるということです。この話をした時に、あるクライエント様が夫に「自分の子どもにも、お得意様に対応するように接してよ、と言ったんですよ」とおっしゃいました。まさにその通りです。こども扱いせずに、一人前扱いをするということです。ただ、そんな風に扱ったとしても、こどもは心細い時には甘えてきますし、時には八つ当たりなんかもしてくるでしょう。それも受け入れながら、甘えを適度に満たし、こころの強さを育んでいくと、少しずつ好きなこと以外にもチャレンジし、自信をつけていくことができていきます。

全てにおいて「こうすればいい」ということはなく、人生がそうであるように、子育ても全てケースバイケースなのだと思います。多くのクライエント様が、私と話しながら「方向性を確かめるため」「これでいいかなと確認をしに来ている」とおっしゃいます。

もし、あなたが「うちの子、好きなことばっかりしてるけど大丈夫かしら」と思われているなら、私と話してみませんか。すべてがぱっと解決する方法はありませんが、あなたの子育てやお悩みについて、真剣に一緒に考えます。

 

 

 

 

 

 

 

まだ辛いけど、失恋したことを後悔していません

初めて私のところにいらしたあるクライエント様が、「すでにフラれたんですが…」と話し始められました。相談に至った経緯は、体調不良を見かねた同僚が内科の受診とカウンセリングを勧めてくれたいうことでした。

気持ちの整理がつかず、仕事も手につかない状態で、眠れない日々が続いている。お相手に話しかけたい気持ちがある一方で、近づくと諦めきれない気持ちが大きくなり、その狭間で苦しい。堂々巡りの思考がつきまとう、とこころの内を吐露されました。

このようなことは、程度の差こそあれ、多くの人が一度は経験するものでしょう。もしあなたが「失恋」というキーワードでこの記事にたどり着いたのであれば、まさに今がそうなのかもしれません。全てが無味乾燥となり、苦しさから抜け出そうとすればするほど深みにはまるような、もう何をどうしていいかわからない状態ともいえます。

こんな時は、毎日生きてるだけで必死だったりするのですが、クライエント様は、ヤケになるでもなく淡々と過ごされました。お相手に見合う自分になるために、仕事で関わる人たちのために、そしてご自身のために。体調や気持ちの波に合わせて仕事を調整し、仲間と共にプロジェクトを終えたことは大きな自信になったようです。

最終的には、遠方への配置換えでお相手の方とも別離というめぐり合わせでしたが、クライエント様は決して気落ちはされてはいませんでした。お相手のこれからの活躍を祈りながら、さみしさを少しだけ表現される優しい気持ちの持ち主でした。そして、私には「失恋は辛かったけど、後悔はしていないこと」が伝わってきました。大きな痛手のために、本当に苦しいこころの作業を私と共にされたクライエント様は、これまでの恋愛パターンや自らの弱さと出会い、図らずも成長される機会を得られました。時間に癒され、いつか次の恋愛が始まった時に、これらの時間が活きてくると私は確信しています。まだご本人様はお気づきでないと思いますが、もはやただの苦しい時間ではなくなっているのです。

できれば失恋はしたくない、ハッピーがいい。それがあなたの本音でしょう。私もそう思います。しかし、人生には時に苦しい時期もあります。そんな時、あなたは決して一人ではないことを知っていてほしいのです。あなたの話を聞かせてください。わたしが、あなたのお力になります。

気持ちよくないんでセックスしたくないんですが、どうしたらいいですか?

誰でも気持ちいいセックスがしたいです。私は、気持ちいいセックスのヒントは「思いやりと好奇心」にある思っています。もちろん、身体の相性や技術的なことも関係しますが、たとえそれが良かったとしても「思いやりと好奇心」がなければ、徐々にマンネリ化し満足度が低いものになっていきます。

思いやりを発揮するには、目の前にいる「相手の状態を見る」ことと、どうしたら相手が喜んでくれるかを「想像する」ことが必要です。そして、好奇心を持つということは、「興味を持って」相手を見、「実験してみる」ことです。

自分が相手の身体を優しく扱ったとき、相手はどんな反応をするだろうか。自分は激しめのキスが好きだけど相手は嫌がらないか。これは違ったからやめておこうなどいろんな実験ができます。息遣いや声、身体の動きや体温など様々なものが、相手の快・不快のを教えてくれます。これには、相手の知らない相手を知る楽しさもあります。

そして「思いやりと好奇心」をさらに発揮するためには、コミュニケーション(言語・非言語の両方)がとても大事になってきます。たとえこちらが「タッチはこれくらい(の強さ)がいいと」想像していても、本当にそれがいいのかどうかは相手に確認してみないと分からないからです。いつもは優しくがいいけど、今日は激しくしてほしい人だっています。毎回同じとは限らないのです。また、聞いてみることで思わぬ相手の要望を聞けることがあります。

さて、セックスについて女性からよく聞くのは「早く終わってほしい」「なんとかパートナーをイかせたらそれでいい」というような言葉です。またある男性に「(女性を喜ばせようという)工夫はしないの?」と聞くと「いまさら(相手はそれを期待していない)」という返事が返ってきたことがあります。相手の好みはだいたい把握している、こんなものでいいだろうという慢心があると、工夫して喜ばそうというサービス精神と、もっと知りたいもっと深めたいという好奇心や探求心が欠けてしまします。

もちろん、毎回が最高によいセックスなんてことはありえません。お互いの体調もありますし「今回はちょっと・・」と思うような回があるのは当り前です。しかし、長い間同じパートナーとのセックスでルーティン化しているだけであれば可能性は広がっています。仕事や家事、子育てや家族の介護などで昔のようになかなか時間やタイミングを確保できない場合もあるでしょう。でも、いつからでも二人で楽しむセックスは始められます。思いやりと好奇心を発揮して、本当に気持ちいセックスをしてみましょう。あなたとパートナーの普段のコミュニケーションが変われば、それはきもちいいセックスの下地となっていきます。もしあなたが変わりたい気持ちはあるけれど、どうしたらいいか悩んでいる、きっかけを掴みそこなっている、迷っているのであれば、ぜひ私とお話しましょう。ご相談お待ちしています。

「そんな風にさみしいと言われて嬉しいです」

これは、最近セラピーが終わったクライエント様の言葉です。

「これが最後の面接だということにさみしさを感じています」と自分の気持ちをお伝えした私へのお返事でした。クライエント様の言葉を聞いて、私も本当に嬉しくなりました。私へのコメントをこちらから伺うことはないため、そんな風に思っていてくださったのだと感動しました。また、「限られた期間ではあるけれど、クライエント様がご自分の人生や課題に真剣に向き合うその時間を共に過ごすことができていたんだな、よかったな」と振り返ることのできる瞬間でもありました。

セラピーが続く中で、夫婦の疑問、子育ての難しさ、義家族への戸惑い、ママ友間の確執など様々な話題が語られ、それと共に、クライエント様から「私のできる限りでよくなろう」という「幸せへの志向性」をだんだんと感じるようになりました。そして、最後の「これからもいろいろあるけど、私乗り越えられますね」という言葉に、私との別れに少しの不安がありながらも、これまでに培ったこころの強さをもって前に進もうとされるお姿が表れていました。

私は、クライエント様の変化や成長から、安全で安心の場を少なからず提供できたのだと感じました。そして、クライエント様は、セラピーの場で心地よく過ごし、全てではないにしても苦しみが取り除かれた(もしくは、同じ状況にも苦しまずにいられるようになった)のではないかと自負しています。

私とのセラピーでは、このように緩やかではあるものの、確実で安定した変化や成長を遂げられるクライエント様がたくさんいらっしゃいます。あなたが、幸せになりたい、成長したいという思いをこころに秘めているのであれば、ぜひ私とお話しましょう。ご相談お待ちしています。

あなたは「べき思考」にはまっていない? べき思考の罠

「○○しなければならない」と考える思考のことをべき思考と言います。

例えば、女だから家事をしないと、母親だからいつもニコニコしていなくちゃ、男だから稼いで当たり前、長男だから親の面倒をみるのは当たり前、恋人同士なら記念日を祝うものだ、つき合ってるんだから相手に合わせなくちゃ、などなどたくさんあります。もしかしたら、これらの考えがなじみのある方もいらっしゃるでしょう。

しかし、この考え方に最もはまっているのは、べき思考をしていることにすら気づいていない人です。それが当たり前になりすぎて気づいていない状態ということです。

セラピーでこのことに気づかれたクライエント様が「え!私そう思ってたんですね」「びっくりしました。そうしなくても全然構わないのに、食卓にたくさんの品数がないといけないと思ってました」「母がほんとうにたくさん作る人で。私はそんなに作るの得意じゃないんで、同じようにしようとするとしんどかったんです」と驚かれていたことがありました。

このような考え方は、幼い頃の環境や経験からの影響が大きいです。また、繰り返しそう思考し、それにしたがって行動するため、習慣レベルに落とし込まれていることが多いものです。

ところで、べき思考は悪者扱いされることが多いのですが、実はそれを身につけた頃の自分にとっては、そう考えることが最良の方法であることが少なくありません。周囲の大人の考え方を取り入れることで、世界はこういうものだと理解し対応していけます。また、大人から取り入れた対人スキルで他者とのコミュニケーションを円滑にこなし、様々な経験をし成長することすらできるのです。

では、なぜべき思考が悪者になるのでしょうか。

多くの人が、自分がどんな思考や信念に基づいて行動しているかに気づいていません。故に、かつて役に立っていた自分の思考や問題解決方法が、現状ではもはや不適切で無意味であるとしても気づきません。つまり、考えも行動も変わらないため、効果的な解決ができず苦しみが続くことになるのです。現状に合っていない言動によって、トラブルや行き違いが起こることは想像に堅くないですね。また、多くの場合、しなくてもいいことにエネルギーを使いがちです。

ただ、べき思考に一人で気づくのはとても難しいです。むしろ、一人で気づくことはほとんどない言っていいと私は思っています。なぜなら、それはあなたにとって常識で、あなた自身を形作るものだからです。

私の経験では、自分一人でよりも誰かとの会話から気づきを得ることが多いです。また、さきほどのクライエント様のように、私との対話の中で、べき思考とはからずも出会ってしまったということは少なくありません。

もし、あなたが今、迷ったり悩んだり困っていて、自分を変えたいと思っているなら私と話してみませんか。私は、あなたに寄り添い、あなたのべき思考を今のあなたにとってよりよく役立つものに変えるお手伝いができます。どうぞ、ご相談ください。