これまでに「消えたい」と思ったことがありますか。
誰にも言えずに、一人でその言葉を抱えてきたかもしれません。
「ここにいてもいい」と思えていますかーー
居場所がない。
さみしい。
自分なんていなくていい。
そんな気持ちが重なった時、人は「消えてしまいたい」と感じることがあります。
それは、弱さでも、おかしさでもありません。
多くの人が、人知れず抱えている感覚です。
〇「居場所がない」とはどういうことか
居場所がないというのは、物理的な話ではありません。
家族がいても、友人がいても、職場に仲間がいても、感じることがあります。
それは「自分がここにいることを、誰かに受け取ってもらえている感覚」が持てない状態です。
存在を認められたい。
ただそこにいるだけで、受け入れてもらいたい。
それは人間として、ごく自然な欲求です。
その欲求が満たされていないとき、人は深いさみしさを感じます。
「自分なんていなくていい」という気持ちの正体
「自分がいても仕方ない」という思いは、自分を責めているように見えて、実は深いところに「本当はここにいたい、いてもいいと思われたい」という気持ちが隠れていることが多いです。
あきらめの言葉の奥に、まだあきらめていない自分がいる。
だとしたら、その気持ちはとても正直で、真剣に生きようとしている証拠だと、私は思います。
〇さみしさを「なかったこと」にしない
さみしいとき、多くの人は気づかないうちにその感覚をごまかそうとします。
忙しくする。
スマホを見続ける。
食べる。
誰かに合わせすぎる。
でも、さみしさは消えません。
見ないふりをするほど、じわじわと大きくなっていきます。
まず、自分がさみしいということを、自分自身が認めてあげることが大切です。
「さみしいな」と感じている自分を、否定しないこと。
それだけで、少し息がしやすくなることがあります。
〇あなたの存在は、理由なく価値がある
『誰かの役に立てるから価値がある』のではありません。
『迷惑をかけていないから存在していい』のでもありません。
あなたがそこにいること、それ自体に意味があります。
今はそう思えなくても、構いません。
思えない自分のまま、ここにいていい。
〇一人で抱えてきた気持ちを、話してみませんか
居場所のなさやさみしさは、一人で考え続けるほど出口が見えにくくなります。
誰かに話すことで、自分でも気づいていなかった気持ちが言葉になることがあります。
カウンセリングは、特別に追い詰められた人のためだけの場所ではありません。
「なんとなくしんどい」「うまく言葉にできないけど苦しい」、そんな状態のまま来てもらえる場所です。
あなたの話を、ちゃんと聴かせてください。
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