女性のための性とセックスにまつわるセラピー

誰にも聞けない誰かと話したい。そんな性とセックスの悩みを私と話ましょう。きっとこころが軽くなりますよ。秘密は守ります。h&n・セラピールーム

「そんな風にさみしいと言われて嬉しいです」

これは、最近セラピーが終わったクライエント様の言葉です。

「これが最後の面接だということにさみしさを感じています」と自分の気持ちをお伝えした私へのお返事でした。クライエント様の言葉を聞いて、私も本当に嬉しくなりました。私へのコメントをこちらから伺うことはないため、そんな風に思っていてくださったのだと感動しました。また、「限られた期間ではあるけれど、クライエント様がご自分の人生や課題に真剣に向き合うその時間を共に過ごすことができていたんだな、よかったな」と振り返ることのできる瞬間でもありました。

セラピーが続く中で、夫婦の疑問、子育ての難しさ、義家族への戸惑い、ママ友間の確執など様々な話題が語られ、それと共に、クライエント様から「私のできる限りでよくなろう」という「幸せへの志向性」をだんだんと感じるようになりました。そして、最後の「これからもいろいろあるけど、私乗り越えられますね」という言葉に、私との別れに少しの不安がありながらも、これまでに培ったこころの強さをもって前に進もうとされるお姿が表れていました。

私は、クライエント様の変化や成長から、安全で安心の場を少なからず提供できたのだと感じました。そして、クライエント様は、セラピーの場で心地よく過ごし、全てではないにしても苦しみが取り除かれた(もしくは、同じ状況にも苦しまずにいられるようになった)のではないかと自負しています。

私とのセラピーでは、このように緩やかではあるものの、確実で安定した変化や成長を遂げられるクライエント様がたくさんいらっしゃいます。あなたが、幸せになりたい、成長したいという思いをこころに秘めているのであれば、ぜひ私とお話しましょう。ご相談お待ちしています。

あなたは「べき思考」にはまっていない? べき思考の罠

「○○しなければならない」と考える思考のことをべき思考と言います。

例えば、女だから家事をしないと、母親だからいつもニコニコしていなくちゃ、男だから稼いで当たり前、長男だから親の面倒をみるのは当たり前、恋人同士なら記念日を祝うものだ、つき合ってるんだから相手に合わせなくちゃ、などなどたくさんあります。もしかしたら、これらの考えがなじみのある方もいらっしゃるでしょう。

しかし、この考え方に最もはまっているのは、べき思考をしていることにすら気づいていない人です。それが当たり前になりすぎて気づいていない状態ということです。

セラピーでこのことに気づかれたクライエント様が「え!私そう思ってたんですね」「びっくりしました。そうしなくても全然構わないのに、食卓にたくさんの品数がないといけないと思ってました」「母がほんとうにたくさん作る人で。私はそんなに作るの得意じゃないんで、同じようにしようとするとしんどかったんです」と驚かれていたことがありました。

このような考え方は、幼い頃の環境や経験からの影響が大きいです。また、繰り返しそう思考し、それにしたがって行動するため、習慣レベルに落とし込まれていることが多いものです。

ところで、べき思考は悪者扱いされることが多いのですが、実はそれを身につけた頃の自分にとっては、そう考えることが最良の方法であることが少なくありません。周囲の大人の考え方を取り入れることで、世界はこういうものだと理解し対応していけます。また、大人から取り入れた対人スキルで他者とのコミュニケーションを円滑にこなし、様々な経験をし成長することすらできるのです。

では、なぜべき思考が悪者になるのでしょうか。

多くの人が、自分がどんな思考や信念に基づいて行動しているかに気づいていません。故に、かつて役に立っていた自分の思考や問題解決方法が、現状ではもはや不適切で無意味であるとしても気づきません。つまり、考えも行動も変わらないため、効果的な解決ができず苦しみが続くことになるのです。現状に合っていない言動によって、トラブルや行き違いが起こることは想像に堅くないですね。また、多くの場合、しなくてもいいことにエネルギーを使いがちです。

ただ、べき思考に一人で気づくのはとても難しいです。むしろ、一人で気づくことはほとんどない言っていいと私は思っています。なぜなら、それはあなたにとって常識で、あなた自身を形作るものだからです。

私の経験では、自分一人でよりも誰かとの会話から気づきを得ることが多いです。また、さきほどのクライエント様のように、私との対話の中で、べき思考とはからずも出会ってしまったということは少なくありません。

もし、あなたが今、迷ったり悩んだり困っていて、自分を変えたいと思っているなら私と話してみませんか。私は、あなたに寄り添い、あなたのべき思考を今のあなたにとってよりよく役立つものに変えるお手伝いができます。どうぞ、ご相談ください。

ペットロス。今でもさみしいです

ペットとのお別れって本当にさみしいです。彼らは、家族として共に時間を過ごし、時には人以上に支えてくれる存在です。

その悲しみやさびしさは、時間とともに薄れることはあっても、すっかり忘れてしまうことはありません。場合によっては、その不在をより一層強く感じることすらあるでしょう。特に、なぐさめて欲しい、勇気づけて欲しい、ただただ温かく受け入れて欲しい時などがそうではないでしょうか。

また、最近ではペットのお葬式も増えてきましたが、節目にみなで集まって故人を偲ぶ習慣がないのも、ペットの喪の作業(亡くなった方やなくしたものへの未完了の気持ちを整理していくこころの作業)が進みにくい要因のひとつではないかと私は思います。そして、人によってはさみしさにこのままひたっていたい気持ちもあるでしょう。

 

以前クライエント様から「ワンコが亡くなった後、3年ほどうつ状態でした」と打ち明けられたことがあります。

大きな喪失からの回復には、時間が必要です。対象喪失は人やペットに限りません。国や故郷、思い出の品などでも同じこといえます。

プロセスは人それぞれですが、ペットが亡くなって何も手につかない時期があり、しばらく後に少しずつ日常を取り戻します。時折さびしさの波にさらわれそうになりながら、なんとか日々を過ごします。ようやく周囲が見えるようになった頃、少し他のことに気持ちが向かうようになるでしょう。そして状況や気持ちに合わせて、新しい子を迎える、保護のボランティアなどに関わる、何か新しいことを始めるといった中から、自分に合った選択をし歩みを進めていくことができます。

こうして人は、対象喪失から自分なりの回復を遂げていくのですが、自分一人ではその作業が難しいことがあります。仕事で忙しくて動物病院に駆けつけたときには息を引き取った後だったとか、家族とケンカして出かけたら、それが口をきいた最後だったとか、罪悪感や心残りが強くある場合です。こういうケースでは、自分を責める気持ちが強く回復の作業が前に進まないことがよくあります。

心残りは、未完了の状態でこころや身体にずっと残ります。クライエント様が、セラピーで私と話すうちに「やっと終わりにできました」「自分を許すことができました」とおっしゃることがあります。この時、未完了は完了し、過去の傷つきやわだかまりが自分自身の一部として統合されていきます。

もし、あなたが大切な何かをなくされて悲しみの中にいらっしゃるのであれば、心残りを完了する作業を私にお手伝いさせてください。苦しみを、暖かい感謝の気持ちで手放すことができますよ。ご相談お待ちしています。

 

 

 

 

魔法のような悩み解決法はありません

セラピーやカウンセリングによって「悩みがきれいに解決する」と思われている方は少なくありません。こう書くと「期待しすぎでしょう」と思うかもしれませんが、実際にはそんな方は多いと私は思います。

ですが、そんな魔法のようなセラピーやカウンセリングは実際にはありません。

 

時折、すぐに変化が見えてこないので他の相談先を探そうと思っているだとか、他のところで不平不満を言っているという話を聞くことがあります。そういう方は、どんなセラピストやカウンセラーが相手になっても結局はうまくいかないのです。なぜなら、その時その時自分にとって耳の痛くない話をしているだけで、解決するところまでたどり着けないからです。

スクールカウンセリングの現場で、学校の先生方から、生徒さんが「(カウンセリングや病院に)行ったって治らないでしょ?」と相談を拒否しているという話を聞くことがあります。これは、受診や服薬だけで悩みが消えてなくなってほしいという秘かな願望の裏返しのようにも聞こえます。実際にそうなればいいですよね。そうすればこれ以上辛い思いをしたり苦しまずにすみますし、努力をする必要もないですから。でもセラピーを受けるだけで、ある朝起きたら悩みが全てなくなるなんてことはありません。これは、病院の受診でも投薬でも同じです。

 

今、がっかりされた方もありますね。でも、心配しないでください。

あなたが悩みに向き合うことで苦しみは小さくなり、あなたが悩みに向き合う力をつけることでそれとうまくつき合えるようになります。人生にはさまざまなことが起き、それに伴い、迷いや悩み戸惑いが起こります。それを魔法のようになくしてしまうのではなく、あなたがそれに対処しその悩みや迷いと共に生きていけるよう力をつけていく道もあるのです。私と話して、そんな未来に向かっていきませんか。効果が出るかどうかはあなた次第です。もちろん、私が最大限のサポートをさせていただきます。ぜひ、ご相談ください。

音・匂い・光・人の視線とか、いろいろ気になるんです

最近よく聞くようになった「繊細さん」ですが、「私、HSP(HSC)だと思います」とおっしゃる方は、実はたくさんいらっしゃいます。

人混みが苦手、がやがやした騒がしい場所が苦痛、蛍光灯の光が眩しすぎる、舌の感覚が鋭敏で偏食がすごい、泥の感触が嫌で、小さい頃に泥遊びをしたことがない、ネズミ避けの高周波がピーピー鳴っていてうるさい、人と接する時になんと言ったらいいか分からない(答えを考えすぎてしまう)、などなどたくさんのエピソードを聞きます。

多くの人は、大人になると共に規則や物理的な条件から解放され、また経験の積み重ねや発達の影響から、生きやすさが増すのですが、繊細さんにとっては、それでも生きにくさがあるのが現実ではないでしょうか。

例えば、人からどう見られているか、人の目が気になるというのは、程度の差こそあれ思春期のいずれかのタイミングでやってくる通常の発達です。中学生の時、休み時間になるとトイレの鏡の前で何度も前髪を直していた子がいませんでしたか?これは今でもよく見かける光景です。しかし、人目を気にして家から出られなくなったとしたら、不便ですし困りますね。時に、繊細な感覚をお持ちの方達は、外の世界で消費するエネルギーと回復のバランスを取りづらく外に出かけることがしんどくなってしまうことがあります。

友だちや家族に相談したら、気にしすぎ、誰も見てない、気のせいと言われたことがある。きっと同じような答えがかえってくるだろうからもう相談したくない。そんな風に思っている方がとても多いです。また、一人一人気になり方が違うため、言っても理解してもらえないと諦めてしまうことも少なくありません。

今さら相談しても、何も解決するわけではないと思われるでしょう。しかし、誰かに話すことで気持ちが楽になることがあります。また、違う視点から物事をとらえ直したり、こんなことができるかもしれないと可能性や選択肢が広がります。

もし、あなたが繊細さんかどうかは分からないけど、いろんなことが気になっているのであれば、一度私にご相談ください。あなたの悩みを真剣に聞き、どんな工夫ができるか一緒に考えます。もちろん、繊細さんのご相談も大歓迎です。

カウンセリングって怖いと思ってました!

カウンセラーってどんな人かな?話してみて合わなかったらやだな。カウンセラーに否定されたらどうしよう。話したら「こうするのがいい」と決めつけて言われたりしないかな?ちゃんと話せるかな?

そんなふうに思って、これまでに相談をやめてしまった方もいらっしゃると思います。

 

私は中学校でスクールカウンセラーとしての勤務もしているのですが、生徒さんが初めてやってきた時に「カウンセリングってどんな人が来るところだと思ってた?」と聞くと「ヤバイ(重症・病んでる)人が行くとこだと思ってた。好きなアニメの話とかしていいんだ」と言うことがあります。さらに「来るの不安だった?」には「うん。どんな人かなと思って」と答えます。

大半の人は、どんなところか想像できないのでドキドキして来るんですね。学校では、先生や親に行くように言われているので逃げ出しもできないし、勇気を振り絞って来る方も多いです。

また、セッションでは「前に別のカウンセラーのところに相談に行ったけど、なんか違ってた」「前カウンセラーに分かってもらえなかった」と、不満や不安が語られることもあります。困ってるから相談してるのに、カウンセラーの無理解や無配慮でさらなるダメージを受けるのはこたえますよね。お悩み相談以前のところからスタートという方も少なからずいらっしゃいます。

私自身はそういう話を聞くと、とても悔しく残念な気持ちになります。そして同時に「ここに来てくれてよかった!」とも思います。いつも、クライエント様の気持ちをしっかり受け止め、悩み解決のお力になりたいと思って話を聴いています。

もし、過去の相談でイヤな経験をした方や、カウンセラーがどんな人かわからないから不安という方がいらっしゃれば、私に相談してください。もちろん、カウンセリングやセラピーを初めて受ける方も大歓迎です。

初めてのクライエント様に「しゃべりやすい人でよかった」「ホワンとした空気を出しているから緊張が解けました」と言われることがあります。

緊張をほぐすために深呼吸をしたり、こころと身体がリラックスするようなイメージワークを一緒にして、不安を軽減してからお話に入ることもあります。

 

ぜひ、あなたの悩みを私に相談してください。守秘義務により秘密が漏れることはありません。あなたが安心できる場を作ってお待ちしています。

好きな人に愛されたい人ほど愛されないという事実

彼氏や好きな人、夫やパートナーから愛されたいと思っている女性は多いと思います。

ですが、実は愛されたいと思っている人ほど、誰にも愛されません。その理由は、あなた自身があなたを愛していないからです。

 

あなたは、こんなことから相手の愛情を感じているかもしれません。

先に連絡をくれる

いつも私の気持ちや身体を気づかってくれる

ツラいとき話を聞いて、元気づけてくれる

一緒にいるとリラックスできる

私のことを一番に考えてくれている

 

こういう状況を望む時「自分が相手に愛されているかどうか」ということにばかり気持ちが向いています。そして、これに当てはまらないことが起きてくると一人で勝手にどんどん不安になっていきます。

それは、自分の代わりに、誰かに自分を愛してもらおうと思っているからです。自分で自分を愛せないので、代わりに誰かに愛してもらおうということです。

 

彼の気をひきたくて、好みでないファッションやヘアスタイルに挑戦した。嫌われるのが怖くて、疲れて眠いのに長電話を切れなかった。イヤなことにNoと言えなかった。

私もかつてこのような経験をしました。

これは「彼のため」と言いながら、こうすることでもっと自分に愛情を注いで欲しいという下心からくるものです。そして、こういう時に人は決まって見返りを求めたくなります。「これだけ尽くしてるんだから、あなたも同じくらい返してくれなきゃフェアじゃない!」という風に。

ですが、誰かに愛してもらうのを待つのではなく、自分で自分を大切にしてこころを満たしていると「相手からが連絡がこない」「私ばっかり好きみたい」といった不足感、「もっと会いたい」「もっと相手をしてほしい」といった渇望感は起きません。自分を大切にすると言うのは、ワガママを通すということではありません。しんどい時には休み、おなかが空いたら栄養のあるものを摂るなど、あなた自身の身体とこころを心地よく保つということです。

満足した状態で毎日の生活を大切に過ごし、相手との関係を楽しんでいたら、好きな人との安定した愛情関係を築いていくことができます。

 

「愛されたいなら愛しましょう。まずは自分から」。相談に来られたクライエント様に、こんな風にお伝えすることがあります。あなたが自分のことを愛することができれば、あなた以外の人からも愛されるようになります。愛される人になりたい人は、ぜひ私に相談してくださいね。