あなたは、こころの中でダメ出ししちゃうことありますか?
「バカだな」「どうせできっこない」「失敗だ」「こんなこともできないなんて」などなど。
よぉく耳を澄ましてみると、それは昔身近な大人に言われた言葉に似ているかもしれません。
私たちは、家族や先生や親戚、近所の方などからいろいろな言葉をかけられて生活し、成長していきます。そして、それらはこころを晴れやかにし勇気づけてくれるものだけとは限りません。中には、心配してかけられた言葉もあるでしょう。その心配の気持ちは本当にありがたいものです。しかし、もし今のあなたにとって自分の足を引っ張るものとなっていたらどうでしょうか。
私は、いやです。
私もこれらの言葉が聞こえることがあります。音としてではなく、信念として息づいているという方がぴったりきます。また、実際に言葉をかけられることもあります。特に、新しいことを始める時や自分にとってチャレンジしようとするタイミングでです。
ある時、ビジネスの話で、ごく身近な方から「もっとお金があればね」「いい人脈があればいいけど」と言われました。私には違和感しかありませんでした。そして、相手は口にはしませんが、その言葉の向こうに「だから新しいことなんてしないで大人しくしときなよ」「今のまま変わらないのが安全でいいよ」「やめといた方がいいよ」といった本音が透けてみえました。決して悪気はないのです。以前の私は、こういう発言を事実のように受け取っていたのですが、「人脈や資金について、今ないことは認めるけれどこれからのことは誰にもわからないよ」と答えました。
この時「あなたの意見は採用しませんよ」という意思表示ができたのですが、日常はこのような勇気とやる気を挫く言葉で溢れています。
なぜなら、周りの大人たちも自分に自信がないからです。自信がないから、我が子や兄妹姉妹のチャレンジがとんでもないものに感じてしまうのです。そして、口から滑り落ちるのはネガ発言というわけです。自信がある人に同じ話をすると、目を輝かしてどんどん聞いてくれます。そして、アイディアを出すなど応援の態度で接します。
つまり、過去からずっと、自分が頭の中にインストールしてしまっているのは、周りの大人のネガティブな信念なのです。こんなもので、今の私を判断し、評価、価値づけているとしたらどうでしょうか?
変えていきたくなりますよね。
これらの他者から取り入れた信念を書き直しアップデートするために、日記や振り返りが助けてくれます。また、グループセラピーやワークショップへの参加も効果的です。
ただ、すでに信念として息づいている考え方ですから、一人で書き直しやアップデートの作業は骨が折れます。また、忙しいあなたの限りある時間を大切に使うのであれば、自分に合わせて話を聴いてくれる人の存在がこころ強いと思います。こころのダメ出しをストップして、自分を明るく元気にしていきたいなら私とお話しましょう。お申込みお待ちしています。